2025年の神奈川県内の入試動向を見てみると、今年は募集定員を70%(約600名)に減らし、ここ数年の公立離れに備えた結果、公立高校への志願者が約1250名減り、結果として昨年同様の倍率となりました。(今年1.17,昨年1.18)教科別に見てみると、昨年は英語の難易度が上がり、かなり影響を受けた受験生が多かった印象でしたが、今年は昨年より平均で4.4点上がり、理科、数学が若干下がっています。国語はここ5年間で2番目に高い平均点となっています。毎年、各教科の難易度を調整しているので、苦手な教科の難易度が下がると、好結果に繋がることが多いようです。ウィルドの中3生は、無事全員目標点をクリアして志望校に合格することができました。しかしながら、公立高校の不合格者は7750名、いざ自分が受験するとなると、この中に入ってしまうのではないか、と心配になるのも当然でしょう。また私は長い間神奈川の受験状況を見てきましたが、今年は定員割れの学校でも不合格者が出たと、初めて聞きました。ですからしっかりとした学力検査に対する準備をして行くしか無いと感じているところです。 ウィルド 澁谷 |